マンションは鉄筋コンクリート造の堅牢な建物ですが、それでもマンション雨漏りが発生する場合があります。雨漏りをするということは、何らかの問題が発生していることが考えられ、建物の健全性を保つためにも出来る限りはやく対応しなければなりません。マンション雨漏りの原因となりやすいのは屋上の問題のほか、窓や換気口などが考えられます。基本的にマンション雨漏りが発生するのは老朽化した場合で、経年劣化や自然災害などで防水性が失われた場合に見られます。
直接的な原因としては、スレートの浮きやひび割れのほか、漆喰の崩れやコーキング材が剥がれてしまったといったことがあります。またマンションの場合には屋上となっている場合が多く、屋上の防水機能の低下なども考えられますし、排水口が詰まることで雨水が流れずに溜まることで染み込み雨漏りとなる場合があります。マンション雨漏りを修理をする場合には最低でも数百万円程度の出費が必要になります。特にマンションにしても一戸建てにしても雨漏りの厄介なところは原因を特定するのが難しいということです。
このため事前にしっかりと調査をして原因を突き止めてから依頼する必要があります。例えば屋上からの水の侵入であれば、クラックの修理や防水塗装を行うといったことがありますし、排水管に問題があれば、排水管の修繕や交換といった作業を行わなければなりません。賃貸マンションの場合にはオーナーの責任で修理をすることになりますが、分譲マンションの場合には管理組合から行うことになり、修繕積立金から捻出できない場合には住民が不足分を負担することになります。