予期せぬ屋根雨漏りで、どう対処したら良いのかわからない場合が多いです。高い場所なので個人で行うにも危険も伴い、無理をする事だけは避けてください。まずは、雨漏りが生じやすい部分と原因を知って事前に対処できるなら自分で行うか業者にメンテナンスを依頼してチェックしてもらい事も大切です。屋根にも様々な材料で葺かれ、施工の方法も何種類かあります。
金属屋根の場合は、釘が錆びたり浮いたりする事によって、棟板や隅板の板金が浮いているケースです。雨風が強ければ確実に雨漏りへ繋がります。釘打ちすれば元に戻るので簡単に修理できます。スレート材と呼ばれるアスファルト系の材料で在れば、ひび割れや材料の反りによって隙間が空き雨水の侵入が起こります。
隙間は防水シーリング材で充填し浮きは釘で留め付けして対処ができます。これらの場合は突風や強風による影響が高く、放置すれば確実に被害が拡大します。それ以外には、地震大国の日本なので予期せぬ大きな力が屋根にかかり、歪み・ズレ・浮きが生じる事もあります。特に瓦屋根は重量があるので揺れに対して弱い屋根です。
建てた後に地震に1度でもあった際は確認する事がお勧めです。屋根雨漏りは、個人で簡単に対処可能な場合もありますが水の侵入経路は、簡単に特定できないケースが多く専門業者への依頼がお勧めです。屋根材の多くは錆びや塗装剥がれによって部分的ではなく屋根全体で機能していないケースがあります。経年劣化によるものが間接的原因でメンテナンスを定期的に行えば、屋根雨漏りに繋がる確率も格段に減ります。