マンション雨漏りは屋上や外壁やサッシから雨水が伝わってきて発生します。マンション雨漏りを防止するにはコンクリートの亀裂を穴埋めしたり、屋上やベランダのコンクリートの表面を防水加工する工事を施すことが大事です。また、台風の時はサッシの隙間から雨水が室内に入ってくることがあります。室内に雨水が供給され続けると階下に雨水は伝わっていきます。
一般的にマンションには雨戸がありません。台風による浸水を防ぐには、窓のレールにタオルを詰めると止水の効果があります。タオルはスーパーのビニール袋に入れて使用すると密閉性も高まり、タオルもあまり濡れずにすむので便利です。サッシからの雨漏りの対策としては、雨戸の設置がベストなのかもしれませんが、二重窓にリフォームしたりするのも有効な手段かもしれません。
しかし、よほどの欠陥住宅でない限り雨漏りの心配は必要ないかと思いますが、逆に、雨漏りのあるマンションは早急に修理の必要があるでしょう。それは雨漏りがひどい場合は、大規模な工事が必要になるかもしれないからです。また、老朽化や資産価値にも影響を与えかねません。そう考えると、雨漏りのあるマンションは引越しした方が無難と言えるかもしれません。
仮に万が一、マンション雨漏りの被害が起こった時は、まず管理事務所や保険会社に連絡するとよいでしょう。家財道具や絨毯や畳や天井が水浸しになった場合は、火災保険が適用されるケースがあるかもしれないからです。また、管理事務所に報告しておけば外壁部分や共有部分の修理工事をしてもらえる可能性もあるでしょう。